このページでは、太陽光発電を導入したとのメンテナンスの必要性や、気を付けたいポイントについて解説しています。
太陽光発電システムは、太陽光パネルのほか、パワーコンディショナー、接続箱、架台やケーブル類などさまざまな部品で成り立っています。
パネルをはじめとする複数の部品は屋外に設置することが多く、やはり定期的なメンテナンスが欠かせません。 メンテナンスを怠ることで起こりうるリスクもありますので、この機会に、メンテナンスの必要性について確認していきましょう。
まず、メンテナンスが必要な理由のひとつに、「発電効率の低下を防ぐ」ことが挙げられます。 発電ロスにより自家発電の量が減ると、電力会社から購入する電気が増え、毎月の電気料金に加算されます。
経済的な損失を防ぐためにも、定期的なメンテナンスは不可欠です。最近メンテナンスしてないなという方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
もうひとつは、器具の安全性を保つためです。もし、設備の劣化が進んだ状態で災害に見舞われた場合、再起不能な状態になってしまうことも。
劣化が進んだ設備が原因となり、発火や火災を引き起こすリスクもあります。 そうした場合、太陽光パネルだけではなく、自宅の安全性も保障できなくなってしまいます。経済的なリスクだけでなく、安全面においてもメンテナンスは必要というわけです。
ここからは、定期点検に必要な費用についてチェックしていきましょう。
家庭用の太陽光発電に対し、現在は定期点検の法的義務はありません。しかし、資源エネルギー庁においては4年に一度の定期点検が推奨されています。 定期点検の費用は1回あたり1~2万円が目安です。
点検内容は主に、太陽光パネルやパワーコンディショナー、架台など周辺機器の製品点検、パワーコンディショナーなどの運転点検、電圧測定や絶縁抵抗測定などの数値測定など。 安全に運用するためにも、推奨期間内に点検しておきましょう。
それから、太陽光パネルの清掃も必要です。埃や鳥のフンが付着していると、発電効率も悪くなります。そのため、専門業者による清掃を定期的に行います。 費用は3~6万円ほど。太陽光パネルの枚数によって異なるためあくまで目安として考えておいてください。
パワーコンディショナーは直流の電気を家庭内で使えるよう交流に変換する装置のこと。パワーコンディショナーには寿命があり、10~15年で交換するケースがあります。交換する場合は工事費込みで20~30万円ほど。
部品交換の場合は5~10万円ほどかかるでしょう。いずれにしてもまとまった費用が必要になるため、計画的に積み立てしておくと安心です。
参照元:スマートでんきコラム公式HP(https://www.smart-tech.co.jp/column/solar-power/maintenance-cost/")
メンテナンスにはそれなりの費用がかかりますが、そのすべての自力で行うのはおすすめしません。 万が一屋根から落下したり、太陽光パネルを傷つけたりすれば、それよりも多くの費用がかかってしまうでしょう。リスクを考えると、専門業者に依頼するのが安心です。また、メンテナンスやアフターフォローが充実している業者を選ぶと良いでしょう。保証内容もしっかりと確認し、最適な業者を選んでください。
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