「蓄電池を導入したいけど、何を選べばいいのか分からない」と悩んでいませんか?蓄電池を選ぶ際は、大きさや容量、用途などを基準に選ぶことが多いでしょう。蓄電池には種類があり、使用可能サイクルや用途によって適切なものが異なります。それぞれの特徴を理解しておくことで、自信をもって蓄電池を選べるでしょう。ここでは、蓄電池の種類を紹介します。
蓄電池といっても、色々な種類があります。主な種類は次の4つです。
違いは、使用可能サイクルと用途にあります。たとえば、小型化が可能な高性能蓄電池ならリチウムイオン電池がいいでしょう。どのタイプの蓄電池を利用するかは重要です。それぞれの特徴を簡単にまとめます。
開発からすでに150年以上も経っている蓄電池です。蓄電池の中では最も歴史がありますが、現在でもなお、主力の蓄電池のひとつ。負極に鉛、正極に二酸化鉛、電解液に希硫酸が使われています。長寿命が特徴です。過放電したり、使用後すぐに充電せず放置したりすると劣化が早まってしまいます。一方で、過充電に強く、広い温度範囲で動作可能。形式によっては取り扱いに注意が必要ですが、安価で使用実績が多いことから幅広く使われています。
適した用途は、自動車のバッテリーや非常用バックアップ電源です。使用サイクルは3150回、使用期間は17年が目安となっています。
負極に炭素材料、正極にリチウム含有金属酸化物、電解液に有機電解液といった構成の蓄電池です。日本ガイシ株式会社が世界で唯一の製造元となっています。
鉛蓄電池と同様に、長寿命が特徴。使用サイクルは4500回、使用期間は15年が目安です。従来の蓄電池の約3分の1とコンパクトなので、大規模電力貯蔵施設や電力負荷平準化、 再生可能エネルギーの出力安定化対策等、産業用蓄電池としての用途で活用されています。
ただし、危険物指定されている有機電解液が使用されていることや作動温度を300度に維持する必要性があることから、安全性にはやや不安があるのがデメリットです。資源的に豊富で長寿命であることは魅力ですが、家庭用には向いていないでしょう。充放電効率が高いため、工場などを中心とした用途が期待されています。
負極に水素吸蔵合金、正極にオキシ水酸化ニッケル、電解液に水酸化カリウムなどのアルカリ水溶液が使われている蓄電池です。過充電・過放電に強く、急速充放電も可能な高性能電池。多様な活用ができることから、広く使われていました。近年はリチウムイオン電池にニーズが移行しています。
寿命が5~7年と蓄電池の中では短いです。また、高温環境下では劣化が早くなります。使用サイクルは2000回が目安です。乾電池型二次電池やハイブリッドカーのバッテリー、鉄道・モノレールの地上蓄電設備などに使われています。
日常生活でよく使用している身近な蓄電池です。ノートパソコンやスマートフォンなどのモバイル機器のバッテリーに使われています。大容量化の開発や寿命の長期化が進んでいる蓄電池です。ただし、過充電や過放電に弱いという特徴があります。保存状態や温度によって劣化が早まってしまうため、適切な環境での利用が重要です。
使用サイクルは4000回、使用期間は10年が目安。電気自動車の世界的な普及の影響を受け、リチウムイオンバッテリーの原料である半導体不足で価格上昇しています。
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