「太陽光発電システムを導入したいけれど、家が南向きじゃない…」このような悩みはありませんか? 太陽の光を利用して電気をつくる太陽光発電は、南向きじゃないと意味がないのでしょうか?
ここでは、太陽光発電をするときの家の向きについて解説しています。
まず、結論からいうと、太陽光発電をする場合、必ずしも南向きでないといけないというわけではありません。 もちろん、太陽が差す南向きのほうか効率良く発電することができます。
しかし、だからといって西向きや東向きでは発電できないというわけではありませんので安心してください。
ここからは、方角別の発電量の違いについて確認していきましょう。
南向きかつ、最も効率よく発電できる30度傾斜を100%とした場合、東西面に設置すると最大で15%発電量が減るといわれています。 発電量に換算すると、(売電価格26円で設定した場合)1kWあたり年間で3,500~4,200円の差額が出ます。 北側になると最大35%発電量が減少します。
もちろん、これは参考なのでお住まいの地域によって誤差が出ます。より詳しい情報についてはお住まいの地域でご確認ください。
参照元:太陽光発電総合情報(https://standard-project.net/solar/home/east-west-roof.html)
というとやはり南向きのほうが有利であることは間違いないのですが、天気によっては南向き・東西でも発電量はほぼ同じくらいの場合があります。
例えば、曇天の日など特定の方向を持たない散乱日では、南面でも東西面でも発電量はあまり変わりません。
快晴だった場合、朝日が昇る東面では、日の出から10時までは南面よりも多く発電することができます。
さらに、昼過ぎから日が沈むまでの間、西側では南側よりも多く発電することができます。 西日が厳しい夏の午後などは、エアコンの稼働量が増える時間帯でもありますので、西側に太陽光パネルを設置しておけば、エアコンの稼働が多い時間帯に効率的に自家消費を行うことができます。
このように、設置場所がたとえ南向きでなくても、太陽光パネルを設置するメリットはあります。 また、北向き設置の場合は東・西向きよりもさらに発電量が少なく、初期費用の回収時間は長くなってしまいます。しかしながら北西や北東など、真北でない場合は設置できる可能性もあります。
自宅の屋根が南向きでないからとって、早々に設置を諦めるべきではありません。 まずは専門の業者に相談し、設置可能なプランを提案してもらいましょう。自宅の屋根に合った、最も効率の良い太陽光パネルの設置をアドバイスしてくれるはずです。
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