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蓄電池設置の流れ

蓄電池の設置は、種類によっては基礎工事が必要になり、大掛かりになるかもしれません。数時間で終了するような簡単なものではないので、どのような流れで設置されるのか確認しておくと安心です。

一般的には、事前調査→基礎工事→蓄電池と周辺機器の取付→配線工事→設定・最終確認という工程になるでしょう。ここでは、一般的な蓄電池設置の流れについて詳しく紹介します。

蓄電池の設置手順

①現地調査を行う

まずは現地調査が行われます。蓄電池を設置する場所の状況を確認することが主な目的です。蓄電池のサイズを数字で見ただけなら設置できそうでも、実際の現場を見ると適した環境ではないということも考えられます。専門業者が実際に現場を見ることで、希望する蓄電池がそのご家庭に合っているかのチェックも可能です。

スペースの他にもチェックする項目は多岐にわたります。屋内なら「床面が重量に耐えられるか」「熱がこもらない環境か」、屋外なら「直射日光が当たらないか」「隣家とのスペースは十分確保できているか」など、環境の確認が必要です。

また、蓄電池本体だけではなく、特定負荷分電盤やリモコンなどの周辺機器の設置環境に適していることも確認しなければいけません。配線の取り回しも検討します。さらに、太陽光発電も併設するなら、太陽光発電の設置や配線経路の確認も必要です。

設置工事日程も現地調査のときに決める業者が多いでしょう。施工業者の話をよく理解して、納得いく設置計画を立ててください。

②基礎工事を行う

蓄電池の設置準備のための工事を行います。いきなり設置できることは少なく、基礎工事からスタートすることになるでしょう。基礎工事では、コンクリート基礎を打ち、蓄電池を安定して設置できるよう土台を整えます。基礎を作るためには、蓄電池の重量に耐えられるよう地面を固めるとともに、傾かないよう平坦に整えることが大切です。また、浸水や水没を防ぐために、安全な高さにします。

土台が整ったらコンクリート基礎を打ちますが、固まるまで待機時間が必要です。約1~2日になるでしょう。

蓄電池によっては、簡易基礎で済むこともあります。推奨品が指定されているので、選択することはありません。また、屋内設置の場合、基礎工事は不要です。

③蓄電池と周辺機器の取付を行う

コンクリート基礎が固まったら、蓄電池の設置を行います。周辺機器の取付も同時施工です。蓄電池を組み立ててから、アンカーボルトなどで固まった基礎に固定します。

蓄電池の重量は見た目より重いです。作業は2人以上で行われるでしょう。配送の際も普通の配送業者では運ぶことができず、ピアの専門の配送業者が運んで来ることもあります。それだけの重さがあるので、作業の際に気をつけるのはもちろん、設置後の安全も考慮することが大切です。特に屋内設置の場合は、蓄電池が倒れると大きな事故につながりかねません。壁面はボルトなどで、しっかりと固定されます。施工方法は、壁面の種類や幅木の有無によって様々です。

蓄電池の取付工事が完了してから、蓄電池のパワーコンディショナや特定負荷分電盤など周辺機器を設置します。順番は一般的に、蓄電池本体の設置が先です。

④配線工事を行う

蓄電池本体と周辺機器の設置が終了したら、配線工事を行います。配線の順番は、蓄電池本体が最初、次に蓄電池用パワーコンディショナ、そして住宅分電盤、特定負荷分電盤の流れです。コンバータが必要なタイプの蓄電池の場合は、蓄電池とパワーコンディショナの間に入ってきます。

太陽光発電があるときは、太陽光発電用のパワーコンディショナと蓄電池用のパワーコンディショナを接続するための配線工事もおこないます。また、ハイブリッド蓄電システムを設置する場合で既設のパワーコンディショナがあるなら、ハイブリッド用のパワーコンディショナに変更が必要です。

「HEMS等の設置がある」「出力抑制対応の通信ユニットが必要」といった場合は、LANケーブル、Wi-Fi無線も設定します。

蓄電池の配線は、作業工程が多く複雑です。事前調査のときにしっかりと設計しておくことでスムーズな配線作業につながるでしょう。

⑤蓄電池の設定および最終確認を行う

基礎→機器設置→配線まで終了したら、蓄電池の設定をして、最終確認を行います。

蓄電池の設定は、パワーコンディショナや専用のコントローラ、表示器での実施です。蓄電池は、その導入目的によって、通常の運転で何を優先するか、非常時にどのように挙動させるかを決めて運用します。それらの設定をしておかないと、蓄電池に期待する効果を十分に得られません。目的をしっかりと確認した上で、目的に合う設定にしてもらうことが大切です。工事全般は素人では分からないことばかりですが、設定は理解した上で依頼してください。

設定作業は主に以下の3つがポイントになります。

また、強制放電モードやエラー発生時の対応など、利用中に変更したい場合の対応方法も確認しておきましょう。

設定が終わると、蓄電池が正常に動作するかの確認を行います。単に蓄電できるかだけではなく、ブレーカーを落としてみて意図的に停電状態を作り、設定通りの動作をするかまでチェック。問題なく動作していれば、設置工事が完了です。

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